天地人 比嘉愛未 上洛 天地人 大河ドラマブログ


天地人 比嘉愛未 上洛


天地人 比嘉愛未 上洛

天地人」第30回目。
この第30回目では、
天下を統一した
豊臣秀吉(笹野高史)が
戦乱の世を治めるため、
そして、
豊臣家を磐石のものとするため、
新たな施策を行おうとします。

その一つが人質です。
戦乱の世では、
強いものが弱いものを飲み込む。
弱いものは飲み込まれつつも
家を何とか存続させるため
強いものに対して人質を差し出す。
そんなことは戦国大名にとっては
ごく当たり前のことでした。


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最終的に天下を取り、
江戸に幕府を開いた
徳川家康(松方弘樹)でさえも
幼少時には今川家の人質として
過ごしていました。

天下を取った豊臣秀吉(笹野高史)が
まず考えたのは屈服させた諸大名の
離反を防ぐことです。
天下を取ったとは言っても、
豊臣秀吉(笹野高史)が諸大名を
完全に屈服させたわけではありません。

戦国の世が終わったと言っても
それは後世からみたら
そうなっていたというだけであり、
このときを生きていた諸大名が
完全に戦国が終わったと考えるのは
やはり早計なことです。

人質を手元に置くことにより
天下の安寧を保つことができる。
それは、
豊臣秀吉(笹野高史)でなくても
考えたに違いありません。
そして、それを行うのであれば
完全に遂行する必要がありました。
たとえ、一大名でも異を唱えたのであれば
この安寧はたちまちにして崩れてしまいます。
したがって、
上杉景勝(北村一輝)に対しても
厳命がくだります。

諸大名に異を唱えるものはありませんでした。
異を唱えればどうなるかははっきりとしていましたし、
それが戦国の掟であることを
すべての大名がはっきりと理解していました。
ただ、その大名の妻という立場になると
それは少しばかり変わってきます。

上杉景勝(北村一輝)から
上洛の話しを聞いた菊姫(比嘉愛未)は
上洛をすることに
強い抵抗を示します。
それは、
既に滅んでしまった武田家の姫であることが
菊姫(比嘉愛未)にとって
強い負い目になっていたためです。
既に滅んでしまった武田家の姫に
何の戦略的価値はありません。
したがって、人質という道具として
扱われることに対して仕方のないことと思いつつも
実際にそのような立場におかれることについては
強い抵抗を持っていました。

しかし、菊姫(比嘉愛未)とて
戦国の世に生きた女性です。
人質になることは承諾するしかないことは
知っていました。
では、何故に菊姫(比嘉愛未)は上洛を
拒み続けたのでしょうか。
それは、紛れもなく
上杉景勝(北村一輝)に対する愛です。

子のない正妻である
菊姫(比嘉愛未)が上洛をすれば
越後にいることの多い
上杉景勝(北村一輝)は
側室を持ちます。
これも戦国にあっては常識でした。

しかし、その側室が子を設け
その子が上杉家の後継となれば
菊姫(比嘉愛未)の立場は相対的に低下し、
あまつさえ、
上杉景勝(北村一輝)の心さえも
離れてしまうことになる。
菊姫(比嘉愛未)はそのことを
怖れていました。

結局、
菊姫(比嘉愛未)は
お船(常盤貴子)の助言もあり、
そして、
上杉景勝(北村一輝)からも
優しい言葉をかけられ、
上洛することになります。

果たして、
上落後の菊姫(比嘉愛未)が
そして、ともに上洛をする
お船(常盤貴子)の今後がどうなるのか。
次回以降の「天地人」が
興味深いところです。